リンカーンと言えばアメリカ合衆国第16代大統領ですよね。
そしてケネディと言えばアメリカ合衆国第35代大統領です。
実はこの2人には様々な共通点があるということを知っているでしょうか。
2人とも暗殺されたということが共通点だと思っている人も多いことでしょう。
実はこの2人には100年違いのような共通点がたくさんあるため、むしろケネディはリンカーンの生まれ変わりなのではないかなどとも言われているのです。
どのような共通点があるのでしょうか。
ここではケネディとリンカーンの共通点について解説します。
秘書の名前
実はリンカーンにはケネディという秘書がいました。
そしてケネディにはリンカーンという秘書がいたと言われています。
リンカーンはワシントンD.C.にあるフォード劇場という場所で暗殺され、ケネディはテキサス州のダラスで遊説中、フォード車に乗っているときに暗殺されました。
しかし、リンカーンの秘書であるケネディはリンカーンにフォード劇場に行かないように、そしてケネディの秘書であるリンカーンは遊説に行かないようにと、前日に助言したと言われています。
不幸なことに2人とも暗殺されてしまったのですが、2人ともコルト社製の銃で殺害されたということも共通点の1つなのです。
経歴における共通点
リンカーンは1846年、初めて議員に当選しました。
それに対してケネディは100年後、1946年に当選します。
リンカーンは1856年の大統領選挙で副大統領候補になりましたが、ケネディは1956年に副大統領候補となりました。
そしてリンカーンは1861年に大統領になり、ケネディは1961年に大統領となったのです。
また、2人ともジョンソンという名前の副大統領がいましたが、リンカーンの副大統領は1808年生まれ、ケネディの副大統領は1908年生まれでした。
2人とも金曜日、妻の目の前で撃たれたというところも共通している点です。
家族における共通点
そんなリンカーンとケネディには家族においても共通点がたくさんあります。
リンカーンの息子、ロバートは1889年から1893年までイギリスで大使を務めていました。
そしてケネディの父ジョセフは1938年から1940年まで同じくイギリスの大使でした。
2人とも子供が4人いましたが、大統領在任中にそのうちの1人がホワイトハウスにおける落馬事故で亡くなり、最終的に40歳を過ぎても生きている子供は1人しかいないという点も共通しています。
2人とも30を過ぎてから結婚しており、妻はフランス語を話すことができました。
そして妻は2人とも結婚も40年後に死亡しています。
まとめ
いかがでしょうか。
奇妙なほどリンカーンとケネディには共通点がありますが、2人の人の名前がリンカーンの場合はケネディ、ケネディの場合はリンカーン、となっているのも興味深いですよね。