アメリカ合衆国大統領のリンカーンとケネディはどちらも歴史的に有名な人物ですよね。
アメリカの政治などに詳しくなかったとしても、リンカーンとケネディの名前は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
実はこの2人には共通点がたくさんあります。
この2人の共通点とは一体なんなのでしょうか。
ここではリンカーンとケネディの共通点について解説します。
家族における共通点について
実はリンカーンとケネディには共通点がたくさんあります。
まず、リンカーンの息子であるロバートは駐英大使を務めており、ケネディの父ジョゼフも駐英大使を勤めていました。
リンカーンとケネディともに子供が4人おり、家族構成がよく似ています。
2人とも30歳を過ぎてから結婚しており、どちらも妻は24歳前後でした。
そしてどちらの妻もフランス語を話すことができ、ともに60代で亡くなっています。
どちらにも20代で亡くなった姉妹がおり、どちらも大統領の任期の間に息子を亡くしています。
そして40歳を超えて生きている子供は1人しかいないというのも共通点の1つです。
100年違いの共通点
実はこの2人には100年違いの共通点がたくさんあります。
例えば、リンカーンは1846年、ケネディは1946年に議会に選出されました。
リンカーンは1860年、ケネディは1960年に大統領に当選しており、2人とも100年違いで大統領になっているということがわかります。
また、どちらも副大統領の名前はジョンソンという人物でしたが、リンカーンの副大統領であるアンドリュー・ジョンソンは1808年生まれ、ケネディの副大統領であるリンドンジョンソンは1908年生まれで、副大統領の生まれた年も100年違いだったのです。
その他の共通点
リンカーンにはケネディという名前の秘書が降り、ケネディにはリンカーンという名前の秘書がいました。
2人とも黒人差別問題を真剣に考えており、リンカーンの場合は南北戦争、ケネディの場合はベトナム戦争という国が2つに分かれてしまう戦争に携わっています。
どちらも彼らの名前をモチーフにした空母があり、さらに暗殺された場所にも共通点があります。
ケネディはフォード劇場、ケネディはフォード車が作り上げたリンカーン・コンチネンタルの上でした。
まとめ
いかがでしょうか。
リンカーンとケネディには様々な共通点があり、さらに100年違いの共通点があるというのも面白いですよね。
リンカーンとケネディと言えば、どちらも暗殺された大統領として知られていますが、それ以外にも共通点がたくさんあるのです。