リンカーンの名言、「斧を研ぐ」の意味とは

リンカーンと言えば、「人民の人民による人民のための政治」で有名なゲティスバーグ演説を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

または、奴隷解放宣言でも知られている人物ですね。

映画「ナイトミュージアム」にも出てきていますし、多くの人が知っている大統領と言えるでしょう。

アメリカ国内においても最も偉大な大統領として尊敬されています。

さて、そんなリンカーン大統領の名言は「人民の人民による人民のための政治」だけではありません。

実は、「斧を研ぐ」という表現を残しています。

それは一体どのような名言なのでしょうか。

ここではリンカーンの名言について解説します。

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自分を過信してはならない

リンカーンの名言の1つに、「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間は私は斧を研ぐのに使うだろう」というものがあります。

どれだけ力がある木こりであったとしても、全然研いでいない斧で木を切ることができません。

どれだけ能力があったとしても、「自分は絶対大丈夫だから」などと捉え、何もしていない斧で木を切ろうとすれば最初は良いかもしれませんが、徐々に切れなくなってしまうでしょう。

この言葉には自分を過信してはならないというリンカーンの考え方が反映されています。

準備をすることが大切である

リンカーンのペース配分がおかしいというわけではありません。

実は、ここには大きな目標を実現させるのであればその準備が非常に重要であり、さらに努力することが大切である、ということが反映されているのです。

確かに、一般的に考えると8時間木を切らなければやらないとなれば、多くの人は斧を研ぐことさえしないのではないでしょうか。

しかし、確かに切れない斧ではどれだけ力を込めても木を切る事はできません。

また、どれだけきちんと研いだ斧であったとしても、たくさんの木を切れば刃こぼれが起こります。

だからこそ、きちんと準備をしておかなければいけないのです。

リンカーンの人生

この名言にはリンカーンの人生がよく反映されていると言われます。

リンカーンは決して豊かな家庭に生まれたわけではなく、自力で勉強して弁護士になりました。

家庭生活においては4人の息子のうち、リンカーンが生きている間には2人が亡くなりました。

リンカーンが暗殺された後はさらに1人が亡くなり、妻であるメアリーは精神的に参ってしまったと言われています。

大統領であったときには南北戦争に悩まされ、特に暗殺された時はこの死から立ち直れておらず、精神的な疲れを癒すために観劇に来ていたのです。

そのような苦労が多い人生を歩んだリンカーンだからこそ、このような名言が残したのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしょうか。

もしかしたらこの名言は聞いたことがないという人もいるかもしれません。

何か大きなことを成し遂げるのであれば、とにかく準備をすることが大切です。

準備なくして大きな事は成し遂げられません。

もしも何か大きな夢を掲げているのであれば、ぜひしっかりと準備し、状況を整えることから始めましょう。

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